今朝の赤be「うたの旅人」は西島三重子の『池上線』でした。 ぼくにとっても懐かしい、今でも持っているアルバムに収録されている 歌です。テレ東の「そして音楽が始まる」(あれは優れた番組でした)でも 取り上げられたこの作品の背景を今回、やっと知ることができました。 その頃、弟が旗の台に住んでいたので、池上線の 古い電車によく乗ったものです。駅前の商店街は夜遅くなると 人通りも少なくなり、寂しい思いをしました。そういえば、 駅前には歌詞に出てくるようなフルーツショップもあり、まるで 自分の作品のように容易に入り込むことができる歌でした。 ぼくが住んでいたのは東横線と目蒲線が交差する駅。そして少し歩けば 雪谷大塚という池上線の駅にも出ることのできる場所だったので、 「池上線」を聞くとすぐにあの頃の景色が鮮やかに思い浮かびます。 作詞の佐藤順英さんは同じ時代を生きてきた方。 ご自分の体験を女性側の視点に置き換えて描かれていたのですね。 あの頃好んで唱った『池上線』の背景を、やっと確認できてよかった。 記事の最後であの歌に込められた哀しみがわかったような気がします。 それにしても男は失った恋を引きずりますね。共感するところはそこか? 明日は倉庫にあるはずのアルバムを探してみようかな?
by monsieurmt8
| 2008-04-19 23:19
| 音楽
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