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遙かな巴里、遠い空

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最後に巴里を訪れてからもう8年が過ぎようとしている。
あの美しい空と町並みはすっかり記憶の彼方に遠ざかってしまった。

昨日今日と美しい木々を眺めていたら急に巴里ごころが・・・

この季節は美しい緑も素敵だけれども、次第に日没が遅くなり
夜10時頃まで明るく、外遊びが出来るのがうれしい。
8時なんていうと東京の午後3時の雰囲気。明るい時間から
飲めるのがミョーにうれしくウキウキしてくる。

故郷に骨を埋めたいなんて思ったことはないけれど、
ほんの少しでいいからこっそりとせーぬに散骨してほしい。


おらんじぇりーへ行きたい。中世美術館もいいな。
雨が降ったらぎゅすたーう゛・もろー美術館が素敵。
大好きなりゅくさんぶーる公園で過ごす午後もいいだろうなぁ。
# by monsieurmt8 | 2008-05-28 09:11 | 旅行

おお、牧場は緑

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いちばんいい季節なのに、なかなか新緑の美しさを愉しみに
出かける時間がありません。(窓から眺めていますが)

不要不急の遠出は避けていますが、この際思いきって
「紅葉狩り」ならぬ「新緑狩り」に出かけました。

まきば公園は牧草地もヤマナシの木もすべてが美しい新緑に。
もうすこし早ければ美しいヤマナシの花が満開だったことでしょう。

オススメの「清里高原大橋からの眺め」はこの時期最高です。
特に長坂ICから清里へ向かうとさらにその美しい緑のグラデーション
満喫できることでしょう。時間があれば獅子岩から八ヶ岳を俯瞰すると
そのすばらしさに「きもっちいいぃ」と叫ぶことになるかも?

写真は「まきば公園」と「東沢大橋」です。


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# by monsieurmt8 | 2008-05-24 08:12 | 季節

BeauPaysage 芽かきの季節

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もう記憶にないくらい久しぶりにを訪れてみました。

奥までは行かなかったので岡本さんの姿は見あたりませんでしたが、
ぶどうの木々はすくすく育ち、『芽かき』もすんでいたようです。
99年にぼくらが植えたメルロー達も、毎年順調に美味しいワインになるぶどうを
実らせているようで生命の力を感じました。
# by monsieurmt8 | 2008-05-12 09:20 | 季節

『池上線』

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今朝の赤be「うたの旅人」西島三重子の『池上線』でした。

ぼくにとっても懐かしい、今でも持っているアルバムに収録されている
歌です。テレ東の「そして音楽が始まる」(あれは優れた番組でした)でも
取り上げられたこの作品の背景を今回、やっと知ることができました。

その頃、弟が旗の台に住んでいたので、池上線の
古い電車によく乗ったものです。駅前の商店街は夜遅くなると
人通りも少なくなり、寂しい思いをしました。そういえば、
駅前には歌詞に出てくるようなフルーツショップもあり、まるで
自分の作品のように容易に入り込むことができる歌でした。

ぼくが住んでいたのは東横線と目蒲線が交差する駅。そして少し歩けば
雪谷大塚という池上線の駅にも出ることのできる場所だったので、
「池上線」を聞くとすぐにあの頃の景色が鮮やかに思い浮かびます。

作詞の佐藤順英さんは同じ時代を生きてきた方。
ご自分の体験を女性側の視点に置き換えて描かれていたのですね。
あの頃好んで唱った『池上線』の背景を、やっと確認できてよかった。
記事の最後であの歌に込められた哀しみがわかったような気がします。
それにしても男は失った恋を引きずりますね。共感するところはそこか?

明日は倉庫にあるはずのアルバムを探してみようかな?
# by monsieurmt8 | 2008-04-19 23:19 | 音楽

太宰府天満宮



九州の受験生にとって、この時期最後の頼みの綱は道真公だ。(笑い)
もちろんぼくも合格祈願行きました。現役の時にね。
でもだめだった。(なんと全滅)
神様は努力したものだけを救ってくれる
3年になってやっと勉強始めたやつなんか相手にしてくれない。

小学校のお受験から始まり、中学、高校と受験に失敗したことが
なかったのでまさか落ちるとは思わない。油断があった。
(思い上がり?)

それ以来、太宰府天満宮にはお参りには行っていなかった。
ところがある年、「心字池」や「飛び梅」を散りばめ、境内での思い出を描き、
別れた恋人を想う「飛梅」という歌が流れてきた。

隣の県に生まれてきたこの詩人はその豊かな語彙を
存分に使って、一つの物語を凝縮した抒情的な世界を描いてみせ、
その才能はうらやましくも思えた。

どんな人間にも旬というものがある。
「私家集」「風見鶏」の頃、彼は本当に輝いていた。
まさにその頃、旬だったと思う。

さて、天満宮の境内や参道には茶店も多く、「梅ケ枝餅」
食べずに帰るなんて考えられない。焼きたてのぱりぱりした食感もいいが、
持ち帰ったあとのふにゃふにゃした感じも捨てがたい。
太宰府というと即、「梅ケ枝餅」につながる。(結局はそこかい!)
それが九州の人間の感覚だろう。たぶん。
# by monsieurmt8 | 2008-02-17 15:02 | 季節